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知っておきたい!神具やお供え物について
お家の新築時や新しく事業を始めた、引っ越しをした、赤ちゃんが生まれた など人生の節目や門出にあわせ
神社でいただいたお札や神棚は用意したけれど お供えものやお祀りの仕方(配置)など さっぱりわからない...。
せっかく準備したのにそのまま放っておくのも気にかかる...。そういったお声をいただくことがございます。
ここでは お祀りの仕方やお供え物について ひも解いていきたいと思います。
神棚は何のためにあるの?
各家庭で日本の神々や仏教と習合した神々をお祀りする場所として 江戸時代初期に、神社に参拝しなくても自宅で日々神様にお参りをする事ができると 全国に広がっていきました。
神様に感謝の想いを捧げ「家内安全」や「繁栄」「商売繁盛」などを願う場所として神社や神宮のお社を模した形状となっています。
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木曽桧 大天理 金具なしタイプ 特上神具一式付 一社お宮 国産品 (1401b004c) |
基本的に神棚はいつ購入されても構いません。また神棚を置く方角や部屋に明確な
決まりはありません。リビングなど明るく清潔で家族が集まりやすい場所にお祀りするのがおすすめです。
可能であれば目線よりも高い位置にしましょう。もし方角を気にされるのであれば 東向きまたは南向きになるようにすると
よいでしょう。
神様へのお供え物って?
神棚へのお供え物はお米に関するものとなり神棚のサイズやデザインによって
置き方が変わることもありますが横1列、横2列にする場合は図のように配置します。
また地域によって置き方が違う場合があります。
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お供えの仕方は日本では古来より正中(せいちゅう)【中心線】を尊ぶため 神棚にお供えする際にも米を中央とし次に
酒、塩、水をお供えします。その他 季節の初物やいただきものなど お供えしてからご家族でいただくのもよいでしょう。
(出典:東京都神社庁HPより) http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/, (参照 2023-10-28)
お供えを詳しく解説
ここでは一般的なお供えの種類を解説します。
お米
お供えのタイミング 毎日 |
生米や洗米をお供えします。「かわらけ」「平瓮(ひらか)」と言われる白い小皿に盛ります。 お供え物の中でもお米は最重要なもので、古来より「お米(稲)は神様からの授かりもの」とする考え方で年中行事として神嘗祭(かんなめさい)という恵みに感謝するお祭りが神社で実施されています。 お赤飯や炊き込みご飯でも問題ありませんが その場合はお肉(牛や豚など四つ足の動物)を入れないように気をつけます |
お塩
お供えのタイミング 毎日 |
粗塩を円錐状または八角錐状にした盛り塩にしてお供えします。「かわらけ」「平瓮(ひらか)」と言われる白い小皿に盛ります。 お塩には清めの意味もあり 玄関・水回り・表鬼門(北北東)、裏鬼門(南南西)にも盛塩をする事があります。 商売繁盛、運気上昇、厄除けを願う事が多いです。 |
お水
お供えのタイミング 毎日 |
朝 最初の汲みたての水をお供えします。「水玉」「水器」と言われる神具を使用します。 日々のお供え物は「米・塩・水」の3品となりこちらを日供(にちぐ)と言い 昔から貴重な食品とされていたものを神様にお供えしします。 |
榊
お供えのタイミング 1・15日(月2回) |
「榊立て」という神具を対(2個)で置きます。 生木が難しい場合は造花でもかまいません。その場合は埃などこまめに掃除するようにしましょう。 生木の場合は 中の水は毎日取り換えましょう。 |
お酒(御神酒(おみき))
お供えのタイミング 1・15日(月2回) |
「瓶子(へいじ)」と言われる神具を対(2個)で置きます。 |
あるとより丁寧なもの
火
「火立て」「かがり火」「灯篭」など対(2個)で置きます お参り前に火をつけてお参り後に火を消します。安全のためLEDタイプなどを使用される事をおススメします。 |
真榊
五色(緑・黄・赤・白・青)の幟(のぼり)の先端に榊を立て、三種の神器(剣・鏡・勾玉)を飾ったものです。 対(2個)になっており、向かって左側に剣をかけたもの、右側に鏡と勾玉をかけたものを立てます 神様の領域(神聖な場所)を表しています。 |
神鏡
三種の神器の1つである「八咫鏡(やたのかがみ)」の模型であり、神様の依り代(よりしろ)になるとされています。 一般的に神棚の正面に置きます。神社でも本殿の奥にお祀りされています。 |
ちなみに‥‥三種の神器とは?
鏡...八咫の鏡(やたのかがみ)...天照大神(あまてらすおおみかみ)のご神体とされる。
剣...草薙の剣(くさなぎのつるぎ)...雨叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)ともいう。八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した際に大蛇の尾から出たとされる剣。
勾玉...八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)...天照大神が天岩屋戸に隠れた際に、出てくることを祈るのに用いられた。
雲文字
上階がある場合や 人が上を通る場所などの場合は 天井部分に雲文字を貼り 「この上には何もない」ということを表します。 |
神前幕
神様の領域(神聖な場所)をあらわしている幕。 |
注連縄(しめなわ)
神様の領域(神聖な場所)を区別します。御幣(ごへい)または紙垂(しで)が4つ垂れ下がっています。 東日本では太い方を向かって右にすることが多いといわれますが、地域によって違いがあります。 神棚と同じく年末に取りかえる(買替)ことが多いようです |
三宝(さんぽう)
お供えをのせる台です。 スペースに余裕があればお供え(米・塩・水・酒)も三宝に置くと丁寧です。お正月の鏡餅や季節のお供え(野菜・果物など)をのせます。 折敷の継ぎ目(へそ)がない方・胴(台)は穴のない方を神様側に向けて置きます。 正方形タイプ・横長タイプ・八足台と様々な種類があります。 |
お供えの仕方例
すぐに使用できる商品もございます
神具7点セット(小)はこちら |
神具7点セット(中)はこちら |
お供えのタイミング
- 毎日... 米 塩 水
- 1日・15日にするもの... 榊 御神酒
- 年末にするもの... 注連縄
基本的に毎日お供えを交換することが望ましいですが 家を空けることがある、仕事など毎日忙しいなど
難しい場合も もちろんあります。
しかしお供えをして感謝することが一番大切ですので 数日に1回、週に1回など無理のないペースで
お手入れをしていくとよいでしょう。
お供えしたものは 捨てずにいただきましょう。神様からのおさがりでパワーをいただくという
神人共食(しんじんきょうしょく)や直会(なおらい)という考え方に基づいています。
*塩は庭にまくと土がダメになる可能性がありますので 水と一緒に浴槽に入れるなどするとよいでしょう。
一番大切なことは 神様への感謝の心です。 あまり難しく考えずに自然にお参りが出来るといいですね。
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